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自分が選んだ人生

「ビッグツリー~私は仕事も家族も決してあきらめない」
という本を読んだ。

著者は自閉症の子どもと、うつ病の妻を持ち、
育児、家事、看病をこなしつつ、仕事でも実績を上げ続け、
東レ取締役→東レ経営研究所の社長に登りつめた、佐々木常夫さん。
男性が書いた、このような手記は意外に少ない。
一流のビジネスマンが、
この局面をどうとらえ、乗り越えていったかを知りたいと思った。


こんなに大変な人生だったのだから、
愚痴や苦労話が満載されているのかと思いきや、さにあらず。
あくまで淡々と事実が記され、その語り口はからりとして、
ユーモアさえ感じられる。

その中で一箇所、
佐々木さんの魂の叫びとも取れる言葉がある。
妻の自殺未遂という最悪の事態になったときの言葉である。


「何のために結婚したのか」「何のためにこんな苦労をしているのか」といった、
「何のため」という問題ではないのだ。
「要は、自分が出合った人生であり、自分が選んだ人生なのだ」

それなのに、こんな惨めになるなんて、それは私の生き方ではない。
私はいつも前向きな姿勢を持っていたはずだ。いや、絶対よい日は、笑い合える日は来る。


何か困難があると、「なぜ自分ばかりがこんな目に」と思ってしまいがちだ。
しかし、誰のせいでもなく、それは自分が選んだ道の結果なのであり、
その責任は自分がとるということなのだ。
そして、その道の先にはいつか必ずよい日がくると確信して、
楽観的に信じ続けたということなのだ。


どんな結果も、自分が生きる人生。
こういう厳しさと強さを自分自身に課したことがあっただろうか。


久しぶりに、父に会いたくなった。













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Comment

luckybeans29 #x0zdyZnQ

とても、胸打たれました。私も読んでみようと思います。ありがとうございました。

2009/11/27 (Fri) | URL | 編集

高田紫央 #-

>もともと、著者の佐々木さんが秋田市出身ということで、興味を持ったのですよ♪今年になって新版が出ていて、「ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて」という題に変っています。前回出したときの反響や、その後の佐々木さんの心境の変化などが新たに加えられているので、こちらのほうがおすすめです。 ビジネスマンの書いた文章であるせいか、重いテーマなのに重苦しくなく、読後もさわやかで、勇気をもらえます♪

2009/11/28 (Sat) | URL | 編集

夏海 #nJgWjNM2

と、思ったわ。
いつも、素敵な本を紹介してくれてありがとう!

2009/11/29 (Sun) | URL | 編集

高田紫央 #-

私たちが学んだものが母親的愛だとすれば、この本に書かれているのは
父親的愛です。男の人はこんなふうに考えるのね~ということが分かって
とても勉強になります♪

2009/11/30 (Mon) | URL | 編集

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